甘党なアイツ






「・・・?」




ますます目の前の女の言動が分からなくなって




自然に俺の眉間にしわが寄る。





「わ。ごめんて。そんな怖い顔しないでよ。・・・ぶっ。」




「ホントに分かってないし。」とかなんとかぶつぶつ言いながら
俺を見て、未だに笑っているのんか。





「渡辺って、意外に天然要素あったね。」






・・・無いよ。今まで1回も言われた事ない。




「なんでむかついてんのか分かんないんだ?」




「分かんない。けど腹立った。」





「まあ。良い事じゃないの。」




妙に上機嫌になったのんかは、ベッドから飛び降りて部屋を出て行こうとする。