甘党なアイツ






「へえ。俺のことかっこいいって思ってんだ?」





その声に天井を眺めていたあたしは、ばっと飛び起きた。






「わ、わわわ渡辺!!・・・聞いてた?聞いてないよね!?」






薄目を開けてニヤニヤ笑う渡辺に、もの凄い剣幕で詰め寄る。






「えー、こっちの質問に先にこたえろよ。」





「ぎゃあぁ!!」






そういった渡辺は、イスから立ち上がりそのままあたしを押し倒した。






「なにやってんの!!は、や、く、どけえぇッ!」







30秒ほど抵抗して、無理なことが分かったからやめた。