甘党なアイツ






シャッ、とカーテンを軽やかに開けて丸イスを引きずってきた。






「ど?調子の方は。」





「うむ、良くないであります。」




何とも言えない痛みに襲われているお腹をさすりながらこたえる。





渡辺は、そっか。といって小さく笑った。






そのままベッドに片肘をついて、あたしを横流しに見た。





「お前、自分を作ってることに嫌悪感があるんだろ?」




「・・・まあ。」




「でも、それって『人のため』みてーなもんだよな。」





「・・・?」





あたしは思わず首を捻った。