あたしの口を、強引にあけて




アメを探すように舌を巡らせる。





「・・あッ・・・んっ・・・・・・って
 近づかないでーッッ!!」






ヘンな声が出てしまったあたしは






思いっきり男を押しのけた。






案外、簡単に離れた男は





ごちそうさまー。と



自分の舌に乗っているアメを見せて






美術室から出て行った。






「な、ななな・・・なにこれーッッ!?」