・・・もう知らーん!! 「出ますよ!!わかったちゃんと走るから!!お願いこれとって!!」 半分本性が見え始めたあたしを福原はびっくりした表情で見つめる。 「・・・絶対出ますか?」 「出るって、言ってんじゃん!!」 「命かけますか?」 「賭ける、賭けるから!!」 「たとえ宇宙人が来て地球が侵略されても——・・・「しつこいわ。」 ふと、緩んだはちまきから手首を脱出させる。 とにかく敵だらけのここから逃げなくては!! その一心で校舎裏まで走った。