「happy endって。もう少し英語らしい発音しよっか渡辺君。」 後ろから出現した渡辺に向かって声を掛ける。 「あ?俺英語苦手なの。無理無理。それよりなんだ、あのさっきにフニャフニャ笑顔。」 「げ、見てたの!?」 「ん、さいしょっから最後まで。」 「げげ。」 「お前『げ』しか言えんのか。」 的確なつっこみを入れられながらも 理と藍羽ちゃんのコントを二人で眺めていた。