甘党なアイツ







氷が溶けていく。


滴となったかき氷が、あたしの太ももに滴り落ちる。







「だってのんか、耳弱くておもしろいんだもーん。」






ケタケタ、のんきに笑う。




こ、このマイペース野郎のせいで



あ、あた、あたしの200円が・・・!!





ふいに、その時。




「ごめんなさーい。」




そういって、渡辺はあたしの手首をつかんだ。




・・・自分につかないようにしてるんだけど、こいつ。