しかも、あたし腰抜けてるし。 おい、しかもいつからこんな人気のない場所にいた!? ・・・あたし、夢中になってた!? 恥ず・・・い。 顔が赤くなって、涙でそう。 今、渡辺の顔見れない。 ふい、とそっぽを向いた。 「抵抗しなかったじゃん?」 クスクス、笑ってる。 余裕だね、ほぼ毎日やってるからね。 ・・・あたしも、その中の一人になるんだろうな。