もう、苦手な人とかじゃないけどさ。 どうしよう、どう対処しよう。 「ねー、考え事してるの?」 「それより、遊びにいこ?ね。」 あたしの手を掴もうとするから 反射的に腕を引っ込める。 「え、なに。拒否っちゃってんの?」 「まぁ、無理矢理にでもつれてくけど。」 さっきから、うっさいナンパ男2人。 金髪ロングと、赤髪ボーズ。 おい、妙に極端だなこいつら。 「・・・うっさいな。」