甘党なアイツ






「わーった、ごめん。苛めすぎましたぁ。」







全然反省してねぇだろ、オイ。





連れ戻されて、ストンと座らされる。







「なんにもシナイデスヨー。」






いや、嘘だろ。



片言じゃねえか。




「・・・」




そのあいだあたしは耳を塞いで





無言を貫き通した。






髪をアップにする気なんだろうけど。





ブラシとかナシで出来るのかな。