甘党なアイツ






あたしの手首を見て言う。





「あ、ありますよ。」




ゴソゴソと、カバンをあさる。






「ほれ。」




すぐに渡すと、「ん。」それだけいって



また髪をいじり始める。






なんか、くすぐったいな。






しかも、好きな人にやってもらってるから。





余計に、ドキドキする。





ていうか、会話が無くて困る。