「・・・猫かぶり。」 「え?なんだって??もう一回言ってみな、ほら。今度言ったらこのまま砂に埋めるぞ。それか真ん前の海に沈めっぞ。」 あたしは今、不気味な笑みを浮かべているであろう。 渡辺の顔、引きつってるし。 ・・・あ、ほんとに女らしくない。 「へーへーごめんなさい。ほら、早く座れ。」 促されて、そのまま渡辺の足下に座る。 それにしても、あっちー・・・ 今日何度くらいあんだろ。 焼き豚になっちまうよ。