「ひっろーい・・・」 幸い、鍵が開いていたから すっとはいることが出来た。 あの、何て言うのかな。 イギリスとかみたいな キレイな塔の形になってる。 吹き抜けになってて、きれいなステンドガラスが 一面に貼られていた。 太陽の光は、そこを通り抜けて 美術室に燦々と降り注いでいる。 そのなかでも、良く日の当たる席に 座った。