-第二章-
今日から。

「ねえ留美」



いきなり呼び捨て?

「何?」

「今日から毎日ここで会おう」
彼はそういうと立ち上がった。


「俺まだ荷物とか片づけてないから帰るな」
「…また明日」


私はまた会いたいと思った。



毎日でも会いたいと…



「なんだったんだろ?」
さっきまでの事が幻に思えてきた。

「ただいまー」

「おかえりなさい夜ごはんは?」

「食べる」




はぁ…会いたい。




早く明日にならないかな…?