軽いやり取りの最中、彼はずっと唸り声をあげていた。 身体よ動けと奮い立たせても、その身体はなかなか立ち上がらない。 所詮は破壊者。 痛みを受ければ耐えきれない。 戦士とは違って肉体的な痛みには対抗しえないに決まっているのだから。