そうゆうことだよね!!



大翔とも別れないし、大切な人達を巻き込まない。




言わないことぐらい、きっと大丈夫。


あたしにはできるはず。



あたしはそっと、さっきの紙を折り目に合わせて折って、筆箱の中に隠した。


杉本さんはあたしが大翔と付き合ってることがイヤなんだよね?


別れてって、手紙書くぐらいだし。



でも、あたしも大翔のこと好きだし、別れるわけがないよ。




別れない!!



そう心の中で強く誓った。