「いい人」って云われた事、あなたはありますか...

男が「いい人」って云われたら、本当に喜んでいいのかな。

「いい人」って、「他人事」「その程度の人」「魅力が無く、普通」「害のない人」ってな連想をしちゃいます。

「危険な香りは蜜の味」って言葉があったかなかったか忘れたけど、そうである事が男の証明になるのかもしれない。
一面でもいい...危ないそぶりを見せる男は、女性にとっても気になる人ではないのかな...

安らぐ存在、空気のような関係と云うのも大事だけど、刺激の無い空間はよどんだ水のごとく、どんよりと重ぐるしい...

 男って、無意識にも「いい人」からの脱却を模索しているんじゃないかな...

月夜の狼男のごとく、変身を夢み、力を蓄えているのかも...

あなたの隣にも「いい人」ぶった男がいるかもしれない。
それってワクワクして、いいんじゃないの...

そんな男に出会ったら、知らないふりして後ろを向いて、あとは流れにまかせましょう...
絶対、振り向いたら...だめよ...
変身どきが弱点なのは、世の常だから...

「見たなあ~」って事にならないように、うまく時を過ごしてね。

女性の優しさって、そんな男を知らん顔してやり過ごす、大きな心を云うのかな...

「いい人」へのプレッシャーは、デリケートな男には、きついもの...
それを知り、そんな想いを払拭させる賢い女性を待っている...男って、やっぱり勝手かな...


 *瞬きする蛍光灯も見ようによっては、いとおしい...自分の心の映し絵か...そろそろ消そうか、僕自身...*