「あ、ほんとだ。しおりに城主は上杉景勝って書いてる~」 薫がリュックから出したしおりを見て口にした って言うか初めからしおりを見てよ… 私はふぅとため息をついた 薫はひたすらしおりの内容を読み上げていく 「この城はかの有名な伊達政宗が生まれた城でもある」 薫かそう言った瞬間、 私の中で何かがはじけた。