「ふっ…はははっ!!俺が500年前の人間?おもしろい…ははは!!」




ふと伊達政宗が口を開いた。


こっちは何にもおもしろくないっつーの

そう言いかけたが、これ以上にややこしくなりたくないからやめた。



「くくく…まぁ、今日はもう休むといいだろう。疲労で頭がおかしいかもしれぬからな」




ケラケラと笑いながら私の方をちらりと向いた。


こいつ本当に失礼なやつ…


でも、確かに…


私は幻覚を見ているのかもしれない。



もしかすると全部、夢なのかも…





私は大人しく部屋に案内された。