リビングに行くと中学2年生の弟、武(たける)が朝ごはんを食べていた。
ちなみに中学校は家の目の前だ。
「なんで起こさなかったぁ」
朝から嫌なものをみたから涙が止まらない私。
「美希(みき)どうせ起きないじゃん。」
…おきますよ。
たぶん。
「さっさと学校いけば?」
そういいながらコンビニで買ったと思われるパンとお弁当を投げてきた。
「パン、朝ごはんだから。」
「…武って時々優しいよね。」
「死ねば?」
すごい毒をはかれた。
けど、これは武の口癖で照れ隠しによく言う。
根はいい子だと思う。
「そんなんじゃ彼女できないよぉ。じゃっ、いってきます。」
―うるさい。
武がそういった声が聞こえた気がした。
ちなみに中学校は家の目の前だ。
「なんで起こさなかったぁ」
朝から嫌なものをみたから涙が止まらない私。
「美希(みき)どうせ起きないじゃん。」
…おきますよ。
たぶん。
「さっさと学校いけば?」
そういいながらコンビニで買ったと思われるパンとお弁当を投げてきた。
「パン、朝ごはんだから。」
「…武って時々優しいよね。」
「死ねば?」
すごい毒をはかれた。
けど、これは武の口癖で照れ隠しによく言う。
根はいい子だと思う。
「そんなんじゃ彼女できないよぉ。じゃっ、いってきます。」
―うるさい。
武がそういった声が聞こえた気がした。
