えええぇ、こいつ自分でご主人様って...........。







「おぃ、小夏。」




「はひぃっ！！！！」




　不意に呼ばれ変な返事をしてしまった。




「なんだ、その返事......。」




　案の定、杉田錬磨にはツッコミを入れられる。






「何でも無いよ。で？何か話あるんでしょ？？？」








　あたしの尋ねに“あぁ。”と思い出したように口を開いた。








「お前は、俺の奴隷だ。」






　........は..........？？？










　そんなの知りたくなくても、知ってますけど.........？？









「つまり、俺の命令は絶対だ。良いな......？？？」









　う゛............。










　分かってるけど、やっぱりヤだなぁ............。










「俺が呼んだら、すぐに来い。絶対だぞ......？」







　いかにも、俺様な言葉を残すと杉田錬磨はスタスタと歩いていってしまった。