「おねぇ!
はーやーく起ーきーてー!」
朝から爆音が部屋中響き渡る。
私のお腹の上で飛び跳ねながら「きゃははは」と一人で笑っているけど、私のお腹は耐えられないほど痛い。
『んー…
痛いーっ
静かにして…まだ寝かせてよ…』
そう言って布団をかぶり、もぞもぞしながらまた寝る。
「おねぇ!
朝だー!!」
次は耳元でそんな事を叫ばれる攻撃にあう。
本当に朝から落ち着かないんだから。
朝から地獄だ。
『わっ!!!
うるさいっ
はいはい、起きるからっ』
いやいや起きてドタドタとベッドから洗面所まで歩く私に走り回る彼ら。
本当にっ、疲れる。