【短編集】君に届いてほしいから─春─






「翔ちゃん…、」





また静かになった大好きな背中に、




「行っちゃやだよ………っ!」



今までいえなかった言葉たちが零れていく。



涙が口に入ってしょっぱい。









「翔ちゃん…っ好きー……っ」