僧侶が、最初の一撞きをした後、 「ほら、奈月…。」 と、杉山が奈月の手をひいた。 その手に掴まり、鐘の前に来た奈月は、一つ深呼吸をした。 そして、 「せ〜の!」 と、掛け声を出し、杉山と一緒に鐘を撞いた。