咲は起き上がりベッドに座る。


タオルは床に落ちていて、
胸から下をで布団を隠している。



修は少しからかってやろうと企んでいた。



「意地悪なんかしてないよ。さっ布団に入ろう。」



「きゃっ、やめてってばー。」


「んじゃ、早く着替えて。横になりたいから。」


「もうからかって。」


咲は溜息をつきながら、
修の頬に手を当てた。


「意地悪しないの。それとも、着替え手伝う?」


咲はあきれた様子を見せながらも笑っていた。


「手伝う。着替えさせないけどね。」


二人の距離は自然と近くなり、
軽いキスをした。


修は布団の中に潜り込む。