Love Flower〜かけがえのないもの〜



『……ん〜??』


目を開くと
誰かが私を見下ろしていた。


「あんた、昼休みからいつまで
寝てるつもり?」

『えっ…??』

時計を見ると

もう 4時を過ぎていた。


『うそ…。私ずっと寝てたの?』
「あぁ」



最悪…。
入学早々、絶対 やばいよね…。







…ぢゃあさっきのは夢?




……変な夢。











…てか
この人誰だろ?

そう思い よく見ると
とても整った顔の男子がいた。

髪は黒くて
どこか冷めた顔をしているような
クールな感じの顔をしていた。