あなたがすべて。

……私だった…


元々あがり症の私は
校長先生の話を
聞いている途中から
本気で体調が
悪くなってきたほど緊張していた。


そんな私の横に座っていた博夜は
時々こっちを見ながら
「大丈夫か?」と
心配してくれていた。