クラスの皆はまだ緊張がとれないのか、皆大人しかった。


詰まらんな・・・





「皆、早めに自己紹介せーへん?」





自分の声に、皆がバッとこっちを向いた。





「早めにしといた方が、はよーに仲良くなれるやろ」



そう言って笑うと皆賛成した。





「うちは、金崎蒼笑(あおみ。
関西やけど英語も喋れるで!
I'm from Kansaiや!

皆仲良くしてな!!」




空気を和らげようと、めっちゃ明るく言うと、それに答えるように皆が笑った。






「じゃ、次は私ねー!!」



その声に視線を向けると、さっきの彼女だった。