「何言ってんの?」

「俺・・・春から、すぐには会えなくなるよ?遠距離だよ?それでもい・・・。」

あたしは、彰の口をふさいだ。

「彰がいいの。彰じゃなきゃいや・・・。彰もあたしでいいの?」

「もちろん美南子じゃなきゃダメだ。」

「じゃあ、いいじゃん。遠距離・・・不安?」

「・・・美南子となら、余裕だよ。」

あたしと彰は、遠距離恋愛を決意した。