あいつとの距離


「ちょっと、瑠美??」



後ろから私を呼ぶ真奈美の声がしたけど

振り向く余裕なんてなかった。





馬鹿みたい。

ただの冗談なのに。

単なる軽いジョークなのに。


祐の一言で気分が浮き沈みするなんて

好き過ぎて馬鹿みたい。






結局、

今日の最後の授業はサボった。



そして、放課後

約一時間の地獄の説教も受けた。



説教が終わる頃、
校舎内は夕日で赤く染められていた。