このまま見つめてても

ぶつけたところは痛いままだから

あたしは必死に考えて

保冷剤をコリスくんの

赤くなってる額においた。


その瞬間______________


コリスくんが

「んっ。・・・つめた・・・い?」


しゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃ

喋ったーーーーーーーーーーー!?

あたしは目をまん丸に開いて

口をポカンとあけている

アホな顔でコリスくんを見ている。


「あれ?何でここにいるの・・・」


何でここにいるのかが分かっていない

コリスくんに説明しようと

頭をフル回転させている。・・・が

ビックリしすぎて回転しない。



「あ・・・。そっか僕倒れたんだもんね。もしかして・・・キリンさんが僕を運んでくれたの?」


状況が分かったコリスくんの質問に

あたしはコクリとうなずいた。



するとコリスくんは顔を赤くして

「そっか~///迷惑かけて・・・ゴメンね///」

って言った。ん?

何故顔を赤くするのだ?

何で?そんなに恥ずかしいことじゃないでしょ?

あたしみたいに大きい人じゃないんだから

体重は気にならないし・・・。

何で!?