「・・・ダメ?」



コリスくんは少し涙ぐんで

上目遣いを使い

アピールしてる・・・。

コレに勝てるヤツはいないゾ!!!



当然。あたしも負けて

「・・・っ、いいよ///」って

なりましたー。


「はぃ。ここに頭おいて」
「うん・・・。」

ポスッ

コリスくんの頭はあたしの

足の上に乗っかった。



そしてコリスくんからの要求。

ナデナデして。

・・・。はぃ?君さっきまで

泣いてましたよね?

泣き虫でしたよね?

今は甘えん坊ですね?

聞きたいことは山ほどあったが

辛い思いをしているコリスくんの

頭を撫でた。

コリスくんの髪の毛は細くて

ツヤツヤで茶色がかかった

色のいい香りの髪だった。



ギュッ

コリスくんの頭を撫でていたら

お腹に抱きつかれた!?

ギューーーーーーーーーーーって

抱きついて「いい香り♪」って

ニヘェって笑っている。

こっちがヤバイんですけどーっっっ

倒れそう・・・。