頭の中でコリスくんに

対してツッコんでいると



ガラッ

「あらまぁ!人いたのね!」

保健室の先生登場。

「あ、はい。」と軽く会釈をして

右手首を必死に隠しているあたし。


そんな不思議な行動をしている

訳を知った先生は

「まぁ!可愛い彼氏くんだねぇ」と

え・・・。彼氏じゃありませんよ!?

「いえ。彼s「そろそろご飯時よ?」

言いかけたときに

先生が話題を変えて

誤解は解けなかった・・・。



確かに・・・ご飯時だ。

どぉしよう・・・。

このままじゃ動けないし。

コリスくんを起こすしかないか・・・。

「あ!先生はちょっと出かけてくるから!」

え・・・。先生・・・。

保健室にいてくださいよー!?



さっきよりすごく静かになった

保健室で2人きり。

聞こえるのはコリスくんの寝息で

これから起こすところだ。

「コリスk・・・。」

あたしは起こそうとしたときに見た。

彼の閉じている瞳から

涙が流れているのを・・・。