「で?どうしたの?」
あたしは夜中まで話し込んだ。
「驚かないでね?
実はね、今日先生に
質問されたの。もし、俺が
お前の事好きだったら、
俺を男として受け止めるか?って。
だから、意味が分からなくて
帰ろうとした。だけど、
せっかく相談乗ってもらったりしたのに
ひどいことしたなっておもって
戻ったの。
そうしたら、先生があたしのこと
倉庫みたいなとこに連れてって
ギュってされたの。
そのあと、お前が好きだって。
あたしも好きになっちゃ
いけない人って分かってるけど
ちゃんと気持ちを伝えたの。
その帰り、キスした」
あたしは全てを話した。
美柚は真剣に聞いててくれた。