先生は先生。


あたしは生徒。


こんなの許されるわけない。





「先生は、あたしの事‥

やっぱりなんでもない‥‥」



聞こうと思ったけどやめた。



「前田、多分お前が考えてる事

あってると思う。

俺は、前田の事が好きなんだ!!

好きになっちゃいけない人なのは分かってる。

‥けど!伝えたかった‥」


先生‥


そんな悲しい顔しないでよ。



あたしまで、悲しいよ。




「先生?

あたし先生のこと・・

好きになっちゃったかも・・・

ってか好きっ!大好きです!」




それからまた、


ギュッ


ってされた。