「11月12日14時57分」 「やだよ!置いてかないでよ! 篤貴の顔見てよ! 幸せになろうって 言ってたじゃん! こんなんじゃ、 幸せになんてなれない! おきてよ! 廉!! やだーーーーーーーーーーー」 あたしは篤貴をおいて、 外へと走った。