あたしは、決意した。


篤十と別れることを。


あたしは篤十の席に歩み寄った。



「篤十?今日、放課後に屋上来て」


返事はない。

でも、来てくれる事を信じた。

コレは最後の信じるだから。



放課後。


ダダダダダダッ


篤十がいた。


「篤十?ごめんね。何もきずいてなくて。

あたしたち、さよならしよっか。

もう、あんな篤十見てられないよ。

ありがとね、今まで。幸せくれて

ありがとう。さよなら」



篤十なにも返事しなかった。


あたしはすぐにその場から去った。


2年3ヶ月の秋、あたしたちは

終わりました。




涙が止まらなくて、教室に戻れなかった。