「今年の誕生日は期待してろよな。」



私は首をかしげた。



「どうして?」



すると縁が頭を優しくなでてきた。



「内緒。」



それにちょっとムッとしながらも、期待が胸に募る。



「まぁいいや。楽しみにしてる。」