それはものすごい剣幕で、普段から大きな声なんて出したことない沙羽が。 「何も知らないあなた達にとやかく言われる筋合いはない!!初音がどんな気持ちで今まで過ごしてきたかっ!!」 「いいからっ、いいから沙羽っ!」 今にも飛びかかっていきそうな沙羽を必死で抑える。 「何が良いんだよっ!沙羽の言うとりだぜ。多少の悪口ならな初音は気にしねぇから許してたけど、それだけはダメだ!絶対に許さねぇ!」 沙羽を抑えていたら今度は千歳も。