九十九の隣は居心地が良い。 まだ会ってそんなに経っていないけど、昔から一緒にいたようなそんな雰囲気。 でも、私がこんな気持ちを感じちゃいけない。 私にはいつでもいつまでも想って、想い続けている人がいるんだから。 「…ね、・・・・・・初音?」 九十九に呼ばれてはっとした。 授業いつの間にか終わってたんだ。