「もう、あんまり無茶しないでね?」 ごめん、と謝る初音はあまり反省していないようだった。 「遠山さんも迷惑だったならごめんね。」 初音はまっすぐに遠山を見ていった。 すると遠山勢いよく首をふって否定する。 「ううん。ありがとう、早川さん。」 「初音で良いよ。私も鈴ちゃんって呼んでいい?」 「うん!ありがとう。」 あまりにスムーズなやり取りに俺は驚いた。 女子と仲良くなるのは速いんだな。 俺と打ち解けるのに二週間もかかったのに。