「大好き。」



九十九の手を握ってつぶやいて、目を閉じた。



「そう言えるまで、まだ二年もあるけど待っててね。九十九。」



「おれは気が長いから、焦らなくていいからな。」



どこまでも九十九は私に甘い。



「でも、その先は絶対に離さない。」



ホントに甘い。



私もその甘さに答えるために



永遠をあなたに誓うよ。








ninety nine × first melody. fin