わたしの緩くなっている
涙腺から
再び涙が出てきた。

嘘みたいだった。

人生で初めての
プロポーズ...

彼が結婚を考えてるなんて
思いもしなかった。

わたしは彼を見つめることしか
出来なかった。

返事を聞かせてよ。

彼は笑いながら
わたしに訪ねてきた。

返事なんて最初から決まっている。
わたしはあなたと付き合った頃から
決めているんだから。