そんな時、母さんに言ってしまった一言…



“母さんのとこになんか産まれてきたくなかった”



その時、初めて母さんが俺に手を挙げた。



“っ…なにも、……っ……知らない……くせにっ、”



そう言って泣いた母さんといたくなくて…


行った場所は瞳さんの家。そこで聞いた話………



それは…………



母さんと父さんの……4歳の話……だった。