数分後、二人が目を覚ました。 優夜は寝ぼけ眼を擦りながら憐を呼ぶ。 そんな優夜を見て、眠そうな刹那と憐は微笑んだ。 「…あれ? 憐 そんな髪飾り持ってた?」 優夜が髪飾りを触る。 憐は笑顔で答えた。 「魑がくれたの」 「「……」」 「優夜…? 刹那…?」 突然、優夜達の鋭い視線に射ぬかれた憐は手を胸元で握り締め硬直してしまう。 刹那が髪飾りを乱暴に憐の髪から取り上げる。 憐が髪を引かれた痛さに小さな悲鳴を上げる。 「ゆう…や? せ…つな?」