「優夜…刹那…」 憐は二人の召使いに駆け寄る。 二人の手にはしっかりと剣が握られていた。 辺りを見回すと魑の足元に刀が二本突き刺さっていた。 「…二人とも 怪我…」 「してないから 安心して?」 「同じく。 掠り傷一つ無い」 優夜は優しく微笑み、憐の頭を柔らかく撫でる。 擽ったさに憐は耳をぱたぱたと動かす。