【刹那の時も、いつか混じり合い…溶けて一つになる…―。】 昨日の事を思い出すように憐は窓辺に肘をついて空を見上げていた。 今にも沈んでしまいそうな太陽は、夜の藍色と対をなしたオレンジ色を奪いさって行くようだった。 昼に谺と魑と話をした事を思い出す。 『あの二人は、信用できるね』 『ま、精々 仲良くすることだね』 二人には言えなかった。 あと、2日の命と言うことは。 あんなに、自分達の事を応援してくれている純粋な双子を傷付けることは憐にはできなかった。