強がり女と意地悪男



「あーうっさいうっさい!!
犬で結構!!」


綾瀬はレジにアイスとスナック菓子を持っていった。

「綾瀬ーこれも」

昴は後ろから普通のアイスより、高いアイスを投げてきた。


「お前、覚えてろよ」
綾瀬は財布から千円札を出す。


「なんでも奢るって言ったじゃん。」

昴は綾瀬の冗談をきちんと聞いていた。