藤咲家からコンビニは 近くはない。 綾瀬は里瀬の通学用自転車を使って行く事にした。 「あら、綾瀬。おかえり。」 月のお母さん、桜にばったり会った。 「ただいまっ!」 綾瀬は笑顔で桜に手を振った。 桜は月と同じえくぼを浮かべて、手を振り替えしてくれた。