強がり女と意地悪男



「ぐっばい。また明日。」

「しーゆー月。」

月は無邪気に手を振って玄関に行った。
綾瀬もその隣の自分の家の門を開けた。


門を開けて玄関のドアをあけると、
お姉ちゃん、藤咲里瀬の靴と
明らか男物の靴が綺麗に置いてあった。